インコの羽にねじれ、変色が...... 実は怖い羽毛の異常3タイプ

インコの羽にねじれ、変色が...... 実は怖い羽毛の異常3タイプ

なんだか変な羽がはえてくる、色が変わってきた......インコの羽に、そんな異変が起こることがあります。皮膚病みたいなものだから、命に別状はないだろうとつい考えがちです。でも羽毛の異常は、大きな病気の知らせのこともあるんですよ。

インコが自分の羽を抜いてしまう「毛引き」


毛引きとは自分の羽を抜いたり、噛みちぎってしまうことです。

ストレスや、毛引きそのものを遊びと見なしてしまうのが一般的な原因です。
環境を変えることで治まることもありますが、一度癖になってしまうとなかなか治すのは難しいようです。

さらに怖いのは、皮膚病から来るかゆみや腫瘍の違和感から毛引きしている場合もあること。
毛引きの影に何か病気が隠れていないか、十分な注意が必要です。

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羽毛の変色は肝臓からのSOS


脂肪肝など、肝臓に異常があると羽毛の色が変わってくることがあります。
例えばセキセイインコの場合は緑色の部分が黄色く、青い部分が白くなります。インコの種類や病気によって、どのような変化が起こるか変わってくるそうです。

どうして色が変わるのかわかっていませんが、羽毛を作るのに必要なタンパク質は肝臓で合成されています。きっと弱った肝臓にかなりの負担がかかっているんでしょうね。

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羽毛の形が変になったりすぐ抜けてしまう「羽毛形成不全」


ねじれた羽がはえてきたり、はえかけの羽がすぐに抜けてしまう場合、栄養不足やPBFDという病気かもしれません。

新しい羽を作るにはミネラルやたくさんのタンパク質が必要です。特に昔ながらのシード(雑穀を配合した小鳥の餌)を主食にしている場合ヨードが不足しがちです。
予防するには羽が生え変わる時期用のサプリメント「ネクトンBIO」をあげるといいです。

PBFDはインコやオウムに感染する恐ろしいウィルス病です。
この病気にかかった鳥は羽毛やくちばしに異常が出たり、免疫不全を起こしたり、最悪の場合急死することもあります。
他のインコやオウムに感染しますから、複数の鳥を飼っている場合はPBFDの子を隔離する必要があります。

栄養不足とPBFDは、症状から見分けるのが難しい場合もあります。羽毛の形が変だと思ったら、すぐに獣医さんに診てもらいましょうね。

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羽毛からわかる病気を見逃さないようにしよう


肝臓の病気は早期発見、早期の治療や生活改善で直るものもあります。
PBFDは特効薬のない難しい病気ですが、最近は治療の効果が上がり陰転(ウィルスが検出されなくなること)するケースも増えているそうです。

インコの羽毛は体の一番外側にありますが、体の中のことをよく教えてくれます。
羽が抜け替わる時期にはよく観察して、異変をいち早く見つけてあげましょう。

この記事を書いた人

コッコ

コッコ

幼い頃から鳥さんと暮らしてウン十年

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