【内服薬・外服薬】犬への薬の与え方!適切な処置で早めの回復を

【内服薬・外服薬】犬への薬の与え方!適切な処置で早めの回復を

予防薬や治療薬などペットにお薬が処方されたとき、うまく飲んでくれないことはありますよね。今回は、薬の形状やペットの性格にあわせた投薬方法のポイントをご紹介します。

薬を飲ませるときは用法容量の正確さが一番大事!


まずは基本ですが、
用法容量を守って正しく与えましょう。

そのため、処方された薬について、
十分に獣医師さんから説明をしてもらいましょう。

・薬の種類
・一回に与える量
・投薬方法
・投薬時間
・副作用

処方された薬ついて、この5点は、
少なくともきちんと理解しておきましょうね。

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薬の種類別!上手なお薬の飲ませ方


人間の薬と同じで、
飲み薬、塗り薬など種類が
いろいろありますよね。

薬の種類ごとに、
ペットへの負担が少ない投薬方法をご紹介します。

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1.内用薬(錠剤、粉末、カプセル)


●えさに混ぜる
食欲旺盛で特に気にせず
ご飯を食べてくれる場合は、
この方法が一番簡単です。

最初に少量のエサの上に薬を置き、
食べたのを確認してから
残りのエサを与えるといいですよ。

しかし、
うまく、薬だけ吐き出してしまう子も
いるので、
きちんと飲み込んだかどうか、
しっかりチェックしましょう。

●おやつなどに埋め込む
薬の味に敏感な子には、
味がわからないように
柔らかいおやつなどの
好物にくるんで与えましょう。

薬が大きければ割っても構いませんが、
容量をすべて与えきるように
気を付けましょう。

●口に入れ込む
上記のどの方法も合わなかった場合は、
仕方ありませんので、
直接口に入れ込みましょう。

手順は、以下の通りです。

1)片手で上あごをつかみ、
もう片方の手は親指と
人差し指で薬をつまみます

2)薬を持っている方の手で
下から下あごを包むように持ち、
少し上を向かせて口を開けます
 
3)上唇を口の中に巻き込むように持ち、
開いた口を、
薬を持っている手の中指で押し下げると、
口が大きく開き、咬まれにくくなります

4)薬をなるべく舌の付け根に入れ、
口を閉じます

5)軽く口を押えたまま、
舌がペロッと鼻を舐めるように出たら
飲み込んだ証拠です

※なかなか飲み込まない場合は
口を押えたまま喉を優しくなでたり、
鼻に息を吹きかけると飲み込みます

6)飲ませた後は、
吐き出さないかしばらく様子をみましょう。

普段食べているドライフード(小さいもの)を
薬に見立てて練習することもできますので、
お困りの方は、まず練習してみてくださいね。

●そのまま与える
(チュアブルタイプ)

最近では、薬自体においしい味が
ついているタイプがあります。
そのままでも喜んで食べてくるので楽ですね。

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2.内服薬(液剤)


一緒にスポイトや、シリンジを
付けてくれるので薬液量を
正確に測りましょう。

●ふやかした少量のエサに混ぜる

●口に入れ込む
口に直接入れ込む場合は、
錠剤の場合と少し勝手がかわります。

1)スポイトやシリンジで
一回分の薬剤を吸う

2)口を閉じた状態でつかみ、
片側の上唇を持ち上げる

3)犬歯の後ろの隙間に、
スポイトの先端を差し込み、
少しずつ飲ませる

※錠剤同様ペロペロ舌を出しているのが
飲み込んでいる証拠なので、
様子を見ながらゆっくり飲ませましょう

こちらは、お水で練習してみるといいですね。

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3.外用薬(塗り薬)


傷の状態に合わせて、
クリーム状、液体、粉末などの
形状で処方されます。

1) 皮膚の汚れや分泌物などを
処方された消毒薬などを使って
きれいに拭き取る

2) 塗った後は、
ペットがなめとらないように
しばらく様子を見ましょう

※薬を付けた後、
なめたり咬んだりしてしまう子は
エリザベスカラーや
包帯をする必要があることも。

必ず獣医師さんに相談しましょう。

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4.外用薬(目薬)


2種類以上の目薬が処方された場合は、
獣医師の指示に従い投薬時間をあけましょう。

●液剤の場合
1) 目ヤニなどの汚れを
処方された薬液でふき取ります

2) 顔を上に向け、
しっかり固定します

3) 目薬を持っている手を
ペットの頭の後ろから回して、
小指の側面で上まぶたを押し上げます

※点眼瓶を見せたり、
正面から差そうとすると怖がってしまうので、
気をつけましょう。

4)点眼瓶の先が目に入らないように
気を付けて一滴垂らします


●軟膏の場合
手順の1〜2は、液剤と同じ。
3)下まぶたの上に軟膏を乗せる
4)まぶたを閉じて優しくマッサージします

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5.外用薬(点耳薬)


1) 耳の汚れを処方された薬剤で、
きれいにします

2) 耳の中に薬液を垂らし、
耳を包み込むように優しくマッサージします

投薬のストレスを少しでも減らしてあげよう!


薬を少しでも与えやすくするコツを
ご紹介しましたが、
うちの子は、この方法だったら
ちゃんとお薬をあげられる!
というものを見つけてあげてください。

たとえば、
処方された薬の形状が錠剤であっても、
粉末にしたり、液体状の薬に
変えてもらえる場合もあるんですよ。

確実にお薬を与えられる方法を
飼い主さんが分かっていてあげることで、
獣医師さんにも相談しやすくなりますよ。

当然ですが、ペットは投薬自体が、
自分の傷を癒すためや健康維持のためとは
思っていません。

ただおいしくないものを口に入れられたり、
痛い場所に触れられると思っているので、
残念ながら、投薬はストレスにしか感じません。

このストレスを、最小限にできて
きちんとお薬が効くために、
いろいろ工夫してあげましょうね。

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この記事を書いた人

aoi

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元動物看護師でドッグトレーナー 愛犬ボーダー・コリーの介護中で濃密時間を堪能中!

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